2011年 11月 12日
鈴鹿エンデューロ秋SP:トロッフェ・バラッキ終了:後編 |
やっとこさ、更新です。
あいも変わらず仕事が遅い僕ですが、レースが遅ければ話になりません。
そんなこんなで後半戦です。
周回も5周を過ぎ、M本っさんのメイン牽き、僕のスピード&ラインコントロール。
この分担が気持ちよい位ハマって来て、走りのテンションが上がりつつも、身体は悲鳴・・・
と言う、味わったことの無いドMな世界に突入してきた。 レース前
「(登りは僕が牽きますとと言ったM本っさんに対して)それなら下りは僕に任せてください」
と僕は言っては見たものの、M本っさんのライン取りやコーナーワーク、
「別に僕に任さなくてもエエじゃないっすか!」
と言いたくなる程の鋭さでした(笑)
今回のトロバラ、(痩せすぎた僕は)給水と補給が肝になると考えていた為、ソフトジェルフラスクに梅丹CCCを三本、ボトルにはMUSASHIのリプレニッシュを携行。
しかし、5周過ぎから腹筋が猛烈に痛み始めて、給水どころでは無くなってきた(汗)
水を口に含んでも、お腹が筋肉張って飲み込めない!
梅丹を口に含んでも、ゲップばかり出て来て、まともに補給できない!! ↑仕方ないので、給水&補給は諦めて、残りのレースを走る事にしました(この時点で結構ヘロヘロ)。
そんな中、相変わらずM本っさんは、好調その物。
しかし、先頭交代の要求頻度が上がって来ているので、僕の回復と、速度維持がより重要だと再認識しました。
7周目
スプーンカーブ中盤で8時間EDのトップ集団が追いついてきた。
競技規則で他者のドラフティング利用は禁止なので、集団を利用する事は出来ないものの、真横にこんなハイスピード集団がおったらそら脚も回るでしょ(笑)
そんなこんなで、まっちゃんコーナー(200R)手前から、僕達二人のペースが急速に上がり、EDトップ集団に併走の形でヘアピン進入。
その後も二人で交代しながら集団を意識して走行・・・終盤に来て、この周回のラップは8分27秒(笑) 改めてこの二人はTTよりもロードレース向きの性格なんだな~と再認識しました(爆)
8周目以降は、エネルギーの残量を意識する様な思考に自然と切り替わって来た。
理由は分からないけど、フィニッシュまでどう脚を回そう・・・
そんな事を考えていたところ、降り始めていた雨が少し強くなって来た。
(記憶が曖昧だから、もっと早い周回でこのコンディションの変化に気付いていたかも知れないけどまあいいや:笑)
ヘアピン進入時、フロントタイヤからのインフォメーションが、明らかに異なったものに変化していた事、立ち上がり時のリアタイヤの掛りも明らかに異なっていたので、M本っさんに「グリップ低下」の注意喚起を促す。
僕達二人、雨、下り、どちらのシチュエーションに対しても苦手意識は無いものの、周辺他車の動きに対する構えや予測に際しては、走行環境の変化を共通認識としてとらえておく必要があると感じました。
幸い今回のイベントで、(お友達のMr.Tさんは不幸にも落車しちゃいましたが)チームメンバーに落車やトラブルは有りませんでした、改めてホビーレーサーは「怪我なし」「傷なし」の結果が最高のリザルトだと実感しつつ、もがき続けるのでした。
9周目
かなりキツい。
この周回で終わってくれ・・・と思ったけど、グイグイ走ってるM本っさんの背中見てたら元気が出てきた。
この周回、このトロバラに出場するまでに起きた出来事や、練習内容、いろんな人とのやりとり、諸々の事が頭に浮かんできた。
とーます、一緒に走れなくてごめんね。
akibouさん、とーますと一緒に走ってくれてありがとう。
M本っさん、本調子じゃなくてごめんね。
おおちゃん、ぷくさん、Mr.Tさん応援ありがとう。
申し訳ない気持ちや感謝の気持ちやら、
色んな気持ちがあふれて来て、一瞬心の糸が切れそうになった(!)
アカン!
あと1周ある!
ファイナルラップ
最終コーナー登り。
この周回で出し切るつもりで、↑こんな感じでダンシングしたら、脚が攣りかけた!
僕:「M本っさん!!脚来てしもた!」
M本っさん:「Mさん!ごまかして!ごまかして!」
僕:「OK!OK!」
その直後から、ダンシング封印(笑)
その後裏のストレートでは、M本っさんを休ませる為に前に出た。
ここ1本牽いたら、M本っさんも大分楽だろう・・・・
程なくM本っさんが前に。
最終ラップで出し切らなかったら絶対後悔すると思っていたので、フィニッシュラインで倒れる位の気持ちで踏み倒した。 この時の気持ちを思い出してみたけど、(あるひとつの事以外)多分何も考えていなかったと思う。それ位集中していた。
M本っさん先行、S字を下り1コーナーを立ち上がり最終ストレート。
フィニッシュラインまで踏み切れそうな距離まで来たので、M本っさんの前に出た。
もう最後は全然踏めてなかったかも知れないけど、最後まで気持ちは切らすことなく走り切れた。
そしてM本っさんと僕の10周が終わった。
公式リザルトによる成績
総合成績11位/73チームエントリー
レースタイム:1時間25分13秒125
平均時速:40.98km/h
当初目標としていたラインはクリア出来たんですが、周りのレベルが高く、一桁にはランクイン出来ませんでした。
でも、M本っさんとやり遂げた初挑戦のトロッフェ・バラッキは、とんでもない満足感と達成感を与えてくれました。
出来るなら、また来年も挑戦したい!
と本気で思える楽苦しいチャレンジでした。
参考:ガーミンによる個人データ
(U田さんの嫌がらせにより、ラップスイッチを押し直したので全て不正確になってしまった:汗)
走行距離:58.46km
レースタイム:1時間26分19秒85
平均時速:40.6km/h
最高時速:63.0km
平均心拍:182bpm
最大心拍:193bpm(この値、フィニッシュライン手前での数値でした:笑)
平均ケイデンス:99rpm
【最後に】
相棒のM本っさん、今回のチャレンジとこの結果、M本っさんじゃなきゃ達成できませんでした。
言葉に出来ません、でも言葉にしちゃいます、ありがとうございます!
そしてとーます、いろいろありがとう。本当に感謝してます。
SPLサンクス!ヘルメットを快くレンタルしてくれたきのぴさん、本当に助かりました!
この場を借りてお礼申し上げます。
また今回のチャレンジの為に、協力、助言、サポート諸々お世話になった皆様に、
この場を借りてお礼申し上げます。
さらに気に掛けてくださったり、応援してくださった皆様にもこの場を借りてお礼申し上げます。
そして、まだまだ不自由な脚で応援に駆けつけてくれたおおちゃん&プク子さんこの場を借りてお礼申し上げます。
それと・・・
4時間ソロ走って(しかも落車して)疲れているだろうに、鈴鹿に留まって最後まで応援してくれたMr.T君にもお礼申し上げます。
皆さん、本当にありがとうございました!
2011年度、僕のレースはこれにて終了です。
シーズンオフに入りますが、冬の走り込みで2012年少しでもレベルアップした走りが出来たら・・・
と思っています。
さーて、食べて太るぞ~(嘘爆) ↑帰りに食べた餃子(笑)おいしかった~
あいも変わらず仕事が遅い僕ですが、レースが遅ければ話になりません。
そんなこんなで後半戦です。
周回も5周を過ぎ、M本っさんのメイン牽き、僕のスピード&ラインコントロール。
この分担が気持ちよい位ハマって来て、走りのテンションが上がりつつも、身体は悲鳴・・・
と言う、味わったことの無いドMな世界に突入してきた。
「(登りは僕が牽きますとと言ったM本っさんに対して)それなら下りは僕に任せてください」
と僕は言っては見たものの、M本っさんのライン取りやコーナーワーク、
「別に僕に任さなくてもエエじゃないっすか!」
と言いたくなる程の鋭さでした(笑)
今回のトロバラ、(痩せすぎた僕は)給水と補給が肝になると考えていた為、ソフトジェルフラスクに梅丹CCCを三本、ボトルにはMUSASHIのリプレニッシュを携行。
しかし、5周過ぎから腹筋が猛烈に痛み始めて、給水どころでは無くなってきた(汗)
水を口に含んでも、お腹が筋肉張って飲み込めない!
梅丹を口に含んでも、ゲップばかり出て来て、まともに補給できない!!
そんな中、相変わらずM本っさんは、好調その物。
しかし、先頭交代の要求頻度が上がって来ているので、僕の回復と、速度維持がより重要だと再認識しました。
7周目
スプーンカーブ中盤で8時間EDのトップ集団が追いついてきた。
競技規則で他者のドラフティング利用は禁止なので、集団を利用する事は出来ないものの、真横にこんなハイスピード集団がおったらそら脚も回るでしょ(笑)
そんなこんなで、まっちゃんコーナー(200R)手前から、僕達二人のペースが急速に上がり、EDトップ集団に併走の形でヘアピン進入。
その後も二人で交代しながら集団を意識して走行・・・終盤に来て、この周回のラップは8分27秒(笑)
8周目以降は、エネルギーの残量を意識する様な思考に自然と切り替わって来た。
理由は分からないけど、フィニッシュまでどう脚を回そう・・・
そんな事を考えていたところ、降り始めていた雨が少し強くなって来た。
(記憶が曖昧だから、もっと早い周回でこのコンディションの変化に気付いていたかも知れないけどまあいいや:笑)
ヘアピン進入時、フロントタイヤからのインフォメーションが、明らかに異なったものに変化していた事、立ち上がり時のリアタイヤの掛りも明らかに異なっていたので、M本っさんに「グリップ低下」の注意喚起を促す。
僕達二人、雨、下り、どちらのシチュエーションに対しても苦手意識は無いものの、周辺他車の動きに対する構えや予測に際しては、走行環境の変化を共通認識としてとらえておく必要があると感じました。
幸い今回のイベントで、(お友達のMr.Tさんは不幸にも落車しちゃいましたが)チームメンバーに落車やトラブルは有りませんでした、改めてホビーレーサーは「怪我なし」「傷なし」の結果が最高のリザルトだと実感しつつ、もがき続けるのでした。
9周目
かなりキツい。
この周回で終わってくれ・・・と思ったけど、グイグイ走ってるM本っさんの背中見てたら元気が出てきた。
この周回、このトロバラに出場するまでに起きた出来事や、練習内容、いろんな人とのやりとり、諸々の事が頭に浮かんできた。
とーます、一緒に走れなくてごめんね。
akibouさん、とーますと一緒に走ってくれてありがとう。
M本っさん、本調子じゃなくてごめんね。
おおちゃん、ぷくさん、Mr.Tさん応援ありがとう。
申し訳ない気持ちや感謝の気持ちやら、
色んな気持ちがあふれて来て、一瞬心の糸が切れそうになった(!)
アカン!
あと1周ある!
ファイナルラップ
最終コーナー登り。
僕:「M本っさん!!脚来てしもた!」
M本っさん:「Mさん!ごまかして!ごまかして!」
僕:「OK!OK!」
その直後から、ダンシング封印(笑)
その後裏のストレートでは、M本っさんを休ませる為に前に出た。
ここ1本牽いたら、M本っさんも大分楽だろう・・・・
程なくM本っさんが前に。
最終ラップで出し切らなかったら絶対後悔すると思っていたので、フィニッシュラインで倒れる位の気持ちで踏み倒した。
M本っさん先行、S字を下り1コーナーを立ち上がり最終ストレート。
フィニッシュラインまで踏み切れそうな距離まで来たので、M本っさんの前に出た。
もう最後は全然踏めてなかったかも知れないけど、最後まで気持ちは切らすことなく走り切れた。
そしてM本っさんと僕の10周が終わった。
公式リザルトによる成績
総合成績11位/73チームエントリー
レースタイム:1時間25分13秒125
平均時速:40.98km/h
当初目標としていたラインはクリア出来たんですが、周りのレベルが高く、一桁にはランクイン出来ませんでした。
でも、M本っさんとやり遂げた初挑戦のトロッフェ・バラッキは、とんでもない満足感と達成感を与えてくれました。
出来るなら、また来年も挑戦したい!
と本気で思える楽苦しいチャレンジでした。
参考:ガーミンによる個人データ
(U田さんの嫌がらせにより、ラップスイッチを押し直したので全て不正確になってしまった:汗)
走行距離:58.46km
レースタイム:1時間26分19秒85
平均時速:40.6km/h
最高時速:63.0km
平均心拍:182bpm
最大心拍:193bpm(この値、フィニッシュライン手前での数値でした:笑)
平均ケイデンス:99rpm
【最後に】
相棒のM本っさん、今回のチャレンジとこの結果、M本っさんじゃなきゃ達成できませんでした。
言葉に出来ません、でも言葉にしちゃいます、ありがとうございます!
そしてとーます、いろいろありがとう。本当に感謝してます。
SPLサンクス!ヘルメットを快くレンタルしてくれたきのぴさん、本当に助かりました!
この場を借りてお礼申し上げます。
また今回のチャレンジの為に、協力、助言、サポート諸々お世話になった皆様に、
この場を借りてお礼申し上げます。
さらに気に掛けてくださったり、応援してくださった皆様にもこの場を借りてお礼申し上げます。
そして、まだまだ不自由な脚で応援に駆けつけてくれたおおちゃん&プク子さんこの場を借りてお礼申し上げます。
それと・・・
4時間ソロ走って(しかも落車して)疲れているだろうに、鈴鹿に留まって最後まで応援してくれたMr.T君にもお礼申し上げます。
皆さん、本当にありがとうございました!
2011年度、僕のレースはこれにて終了です。
シーズンオフに入りますが、冬の走り込みで2012年少しでもレベルアップした走りが出来たら・・・
と思っています。
さーて、食べて太るぞ~(嘘爆)
by j-p-m
| 2011-11-12 20:00
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